第2章 fun88解決の主役:続きページ(1)→2.3 fun88解決曾经のfun88を解決しておこう

2.1 fun88とは「現状」と「あるべき状態」とのギャップ

「fun88解決」について学ぶ榜首歩として,そもそも「fun88」とは一体何かを收拾しておく必要がある.「fun88解決」という場合の「fun88」とは「広義のfun88」を指しており,次の2 つがある.

  • 1) 狭義の「fun88」に适当するfun88

製品・サービスの品質fun88,販売不振や事端・トラブルの発生など,現状の「困った事態」が想定されるfun88である.これらのfun88には必ず特定の原因がある.

  • 2) 広義の「fun88」に含まれるfun88

次期产品の開発,新たな技術の確立やある製品の売上を2 倍にするなどの「fun88」である.それは例えば,物理学や数学で「次のfun88を解きなさい」などというのと同じであり,「困った事態」が想定されるわけではなく,単に「課題」と言ってもよいだろう.

さて,ここで取り上げる「fun88解決」であるが,それは上の2つのfun88を視野に入れている.例えば,製品の毛病fun88であれば,fun88解決によって現状の困った状況を脱し,毛病fun88の解消された状態となるだろう.新たな技術を確立するというfun88であれば,「fun88解決」によって,現状の未確立の状態から,ゴールとしての技術の確立された状態に至ることになる.

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これらを踏まえると,「fun88」を共通に捉え,広義のfun88に対して次のように定義することができる.

【fun88とは】
「現状」と「あるべき状態」とのギャップである

するとfun88解決の意图は「あるべき状態」に到達することであり,「現状(現在の状態)」とのギャップを详细策の実行によって実際に埋めることが「解決」ということになる.これを図示すると図2.1 のようになる.

図2.1: fun88の定義と解決の関係

「fun88」によっては「あるべき状態」をゴールや目標などと置き換えることも或许である.こうして,「fun88」を定義すると,私達の仕事の多半が「fun88解決」であるということが頷けるであろう.

あるべき状態が「配管の漏水がない状態」,「月に7 台の車が売れている状態」,「キーボード操作でロボットの腕を制御すること」,「ヒト造血幹細胞による造血技術の確立」であったり,「新規モバイル产品事業ビジョン」であったりするのだ.产品開発における設計業務のような仕事も「fun88解決」である.

2.2 原因のあるfun88と原因のないfun88がある

広義のfun88であれば,适当に幅広いfun88が考えられるということはある程度想像できるに違いない.本節では私達が直面するであろう,あらゆるfun88を視野に入れて分類しておくことにしよう.何以分類するかと言うと,それはfun88の種類によって解決アプローチの仕方が異なり,それぞれに適したfun88解決の办法が考えられるからである.

前節の説明で,これらのfun88は,狭義のfun88である「原因のあるfun88」(例:製品の品質fun88,販売不振や事端・トラブルの頻発などの困った事態)と広義のfun88に含まれる「原因のないfun88」(例:次期产品の開発,ある製品の売上を2 倍にすることなどの課題)の2 種類に分類することが或许であることがわかる.

同時に,すべての「fun88」は「原因のあるfun88」か「原因のないfun88」のいずれかに含まれる脚注2-1)ということもおわかりいただけると思う.

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では,「原因のあるfun88」にはどのようなfun88があるだろうか.知り得る限りの「原因のあるfun88」をリストアップして,類似の性情のものをまとめ,いくつかのタイプに分けるという作業を実施すれば何種類かのfun88に分類することができるはずだ.

「原因のないfun88」についても同様である.そのようにして多くの「原因のあるfun88」,「原因のないfun88」を分類すると,おおよそであるが,1 つの見方として,下記のようにfun88の典型的なタイプで大別することが或许である.

fun88の種類のタイプ別分類例
1)原因のあるfun88
・現象型のfun88:現象として見えている多くの良くない状況
・発生型のfun88:特定化された困ったfun88または予定と異なる事態
・構造型のfun88:原因と結果が絡み合って生じている良くない状況
2)原因のないfun88(=課題)
・設定型のfun88:実現すべきこと,達成すべき課題
・創造型のfun88:新たなことを創出するような創造的課題

これから先の説明では上記の分類称号を用いることにする.他の分類の仕方も考えられるが,ここでは上記分類が比較的わかりやすく,それぞれに適したfun88解決アプローチの办法が異なるので都合が良いのだとご了解いただきたい.

「原因のないfun88」の方では「課題」と記載しており,「原因のあるfun88」の方では「課題」とは記載していないが,やがて,解決策を考える段階では「課題」化することになるので,言葉の感受についても少し注视しておいていただきたい.

図2.2 には「fun88」のタイプ別分類とその概略的説明およびfun88例を解決のための要所となるステップとともに示した.

図2.2: fun88のタイプ別分類と解決のための要所となるステップ

実のところ,fun88を捉える人の,考慮に入れる時間的スパンの長さと視野の広さによっても,fun88がどのタイプに該当するかという判别は影響を受ける.またfun88の中には静的なfun88と見て差し支えない場合もあるが,一般的にはどのようなfun88もその状況は時々刻々と変化しているのだ.

その上,「原因のあるfun88」においては原因によって生じたいくつかの現象が,2 次的な原因となり,更に新たな複数の現象を生じさせているといった広がりを伴うものである.

従って,例えば,「原因のあるfun88」を3つの典型的なタイプに分類したが,状況が変わると,あるいはfun88に関する見方を変えると,「発生型のfun88」が,実は「構造型のfun88」であったり,「現象型のfun88」と捉えられるようなことがあり得るのである.

つまり,同じ「fun88」であっても,状況や見方によりその「fun88」がどのタイプに該当するかが異なるのだ.しかし,すべての「fun88」は上記分類のいずれか,あるいはそれらのmix したものに該当するという捉え方をしていただきたい.

例えば,「ある事業の戦略の見直し」というのも,いずれかの「fun88」に該当する.その際の状況が,もし,「何以か製品の売上が低下しており,現在の事業が不振で,戦略の練り直しが必要である」といった状況であれば,fun88となる売上低下の本質原因を明らかにし,本質原因に対して手を打つことは不行欠であろう.

すると,そのfun88は「発生型」のfun88として解決に取組むことになる.そうではなくて,「事業は順調であるが,更に拡大したい」という状況であれば,「設定型」のfun88として戦略案を考えることになる.あるいは新規の事業を展開するという場合には,「創造型」の戦略案創出がfun88解決の方向となるという具合に捉えれば良い.

このように考えて,「さあ,これからfun88解決に取組もう」というときには,その瞬間の時点においてfun88が上記分類のどのタイプに該当するのか,できる限り広い視野で検討していただきたい.しかし,状況や見方によって変わるというのだから,それは正確でなくても”おおよそ”でも構わない.

どの分類に該当するのかがどうしてもわからないときには,感覚的に「この型に 該当するのかな」と考えていただいても良いだろう.懸案のfun88がどのタイプに适当するかなどというのはさほど重要なことではない.

実際,典型的なタイプに該当するfun88ばかりではない.発生型のfun88は比較的識別しやすい方であるが,現象型と構造型の区別は必ずしも明確にできない場合が多く,中には混合型とでも言えるようなfun88もある.

なお,図の最下段に示した解決 のための要所となるステップはfun88のタイプによって異なるが,本節ではまだ詳細を説明することができないので,ここではまだ「解決アプローチの办法にはいろいろあり,fun88によって適したやり方が違うんだ」という了解で良いだろう.

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